- 通学のすきま時間がそのまま集中できる時間に変わった
- 「立っている/座れる」で時間ごとにやることを先に決めておくことで迷わなくなった
- あえて「何もしない時間」を作ることで、頭をリセットできた
- 眠くて何もできない日もあり、完璧にはこなせなかった
- 睡眠不足との戦いは常につきまとった
35歳で大学院に入ってから、最初にぶつかった壁は「時間」でした。私の場合、通学時間が往復で4時間もあり、この時間をどう使うかが学業と生活を両立できるかどうかの分かれ目になっていました。
夜は帰宅が遅く、家に着いてから机に向かう体力も気力も残っていません。そうなると、必然的に「朝と夜の通学時間」をどう活用するかが最大のテーマになりました。週7日キャンパスに通えば、往復4時間×7日で週28時間。これは決して小さな数字ではないと感じていました。
通学時間を「型」にして使う

実際に始めたのは、入学当初の4月からです。あらかじめ通学時間が長くなることは分かっていたので、最初から「このタイミングでは何をするか」を決めておくことにしました。片道の内訳はこんなイメージです。
| 時間帯 | 状況 | やること |
|---|---|---|
| 10分 | 立っている | 単語帳で英単語,今日の予定・課題の確認 |
| (乗り換え) | 移動 | 少し体を動かしてリセット |
| 30分 | 座れた場合→ 立っている場合→ | 読書,課題,ブログなど 英単語,ブログのアイディア(スマホ) |
| (乗り換え) | 移動 | 少し体を動かしてリセット |
| 30分 | 座れた場合→ 立っている場合→ | 読書,課題,ブログなど 英単語,ブログのアイディア(スマホ) |
| 15分 | バス | あえて何もせず、ぼーっとする |
こうして「この時間はこれをやる」とあらかじめパターンを決めておくと、その日の混雑状況に関わらず迷わず動けます。特に立っている10分は単語帳、座れる30分は読書や作業、というように、姿勢や状況に合わせて内容を分けているのがポイントです。
あえて「何もしない15分」を作る

意外と大事だったのが、バスに乗る最後の15分です。
正直、バスは結構揺れるため、何かの作業をするには向いていません。よって、ここは意図的に何もせず、ぼーっと過ごす時間にしています。ずっと詰め込み続けると集中力が続かないので、乗り換えでの軽いリフレッシュに加えて、最後にまとまった「頭を空っぽにする時間」を作ることで、次の行動に切り替えやすくなっていたと感じています。
睡眠との戦い、そして「サボってもいい」という割り切り

もちろん、毎日うまくいったわけではありません。特につまずいたのは睡眠不足との戦いです。座った瞬間に寝てしまい、読みたかった本が読めないまま降りる駅に着いてしまう、ということも何度もありました。
そんな時は、無理に頑張ろうとせず「今日は寝る」「一旦作業をやめてネットサーフィンをする」と割り切るようにしています。
その代わり、「ここまではやらなきゃいけない」という最低限の計画だけは確認するようにしていました。この「サボってもいい」という感覚を持てたことが、結果的に習慣を長続きさせる要因になったと感じています。
続けたことで変わったこと
- 電車に乗る前に「この時間は本を読むから持っていこう」と、あらかじめ計画に組み込めるようになった
- 電車に乗る=何かをする時間、という感覚が自然に身についた
- 大学院の授業が一段落した今も、この習慣は形を変えて続いている(キャンパスに向かっていた時間が、今はブログの作業時間に置き換わっている)
同じ悩みを持つ方へ
「まとまった時間が取れない」「通勤・通学時間をうまく使えていない」と感じている方は、
まずは「立っている時間」「座れる時間」の2パターンだけでも、やることを決めてみることをおすすめします。混雑していて何もできない、という状況でも、あらかじめ決めておいたことがあれば、すぐに切り替えられます。
そしてもう一つ大事なのが、睡眠とセットで考えることです。この時間に集中するためには、夜はしっかり寝る、と割り切ることも必要でした。どうしても眠い時は、無理せず休む。その判断も、習慣を続けるうえでは大切な選択だと感じています。
まとめ

往復4時間という通学時間は、最初は「大変だな」としか思っていませんでした。ですが、「立っている時間」「座れる時間」「あえて何もしない時間」というように時間帯ごとに役割を決めておくシンプルな工夫だけで、この時間は自分にとって「集中できる時間」に変わりました。
完璧にはできない日もありますが、それでいいと割り切ることも、習慣を続けるうえでは大切な要素だと感じています。

