大学院に入ってから、英語が必要な場面が急に増えた。でも、思うように話せないし、論文も読めない。
そんな状況で、何から手をつければいいのか分からなくなっている人は、少なくないと思います。
私もその一人です。35歳で大学院生になり、英語をやり直すことにしました。

この記事では、自分が英語の「どこで」つまずいているのかを分解し、学び方を選ぶ前に決めた3つのことをまとめます。
大学院生が英語で困る2つの場面
大学院生活で英語が必要になる場面は、大きく分けると「話す」と「読む」の2つです。
話す:身近に英語を話す人がいる
私の場合は、普段一緒に活動している人の中に、英語を話す人が加わりました。
最初につまずいたのは、自己紹介です。名前や簡単なあいさつはできても、詳しく話そうとしたところで詰まりました。これまで何をしてきたのか、今何をしているのか。日本語なら数十秒で話せることが、英語だとまったく出てきませんでした。
こちらがうまく伝えられないと、相手も聞き取ろうとして疲れてしまいます。
お互いにストレスなく、ちょっとした会話ができるようになりたい。これが一つ目の目標です。
読む:英語の論文を避けて通れない
大学院では、英語の論文を読む機会がどうしても増えます。
翻訳ツールを使えば、とりあえず日本語にはなります。それでも、読むのに苦労している人は多いのではないでしょうか。
「話せない」を分解してみる
ひとくちに「英語が話せない」と言っても、つまずき方は人によって違います。私は、自分の「話せない」を次の4つに分けて考えてみました。
| つまずき | 私の場合 |
|---|---|
| 単語や言い回しが出てこない | 当てはまる |
| 言いたいことを、その場で文にできない | 当てはまる |
| 発音や話し方に自信がない | それほど気にならない |
| 相手の英語が聞き取れない | 簡単な内容なら聞き取れる |
聞き取りについては、簡単な内容なら分かるという人が多いのではないでしょうか。私もそのくらいです。
以前、短期留学やバックパッカーとして旅行先で英語を使っていた頃は、単語が出てこなくても、知っている言葉を組み合わせてなんとか伝えられていました。今はその「なんとか」ができません。言い換えようにも、使える言葉が出てこないのです。
一方で、発音はそれほど気になっていません。つまり、私の課題は「英語っぽく話すこと」ではなく、「言いたいことを言葉にすること」でした。
どこでつまずいているかによって、必要な練習は変わるはずです。だからこそ、学び方を選ぶ前に、ここをはっきりさせておくことが大切だと感じました。
「論文が読めない」も分解してみる
論文についても、同じように分けてみました。私の場合は、次の4つが重なっていました。
- そもそも、内容がよく分からない
- 1本読むのに時間がかかりすぎる
- 毎回翻訳ツールにかけるのが面倒
- その翻訳が正しいのか、自分では判断できない
特に困るのが最後の一つです。翻訳された日本語が合っているのか確かめられないので、読んでいるというより「読まされている」感覚になります。
せっかく論文に触れるので、自分で読めるような感覚になりたいです。
学び方を選ぶ前に決めた3つのこと
英会話サービスや教材は、選択肢が多すぎます。そこで、選ぶ前に次の3つを決めました。
1. 何ができるようになりたいか
目指すのは、ストレスなく話せることと、ストレスなく読めることです。書く力は、いったん後回しにしました。
今の自分に何が必要かは、もう分かっています。だから、まずはそこに集中します。
2. いくらまで払えるか
予算は月1万円前後にしました。
3. いつ勉強するか
使える時間は、早朝、授業のない午前中、通学時間です。
ただ、電車の中では声を出せません。話す練習と、読む・覚える練習とで、時間を分ける必要がありそうです。
なお、学ぶ途中で必要になれば、TOEICやIELTSといった試験にも挑戦するかもしれません。

おわりに
自分のことくらいは、英語でスラスラ話せるようになりたい。英語の論文も、身構えずに読めるようになりたい。
この3つの条件をもとに、次はオンライン英会話を選んでいきます。35歳からのやり直しですが、まずはそこから始めます。

